こんにちは、Nurse Miaです☺︎
『腸に良い食べ物は何ですか?』と聞かれたら
どんな食べ物を思い浮かべますか?
野菜、ヨーグルト、乳酸菌飲料…
このような食べ物を思い浮かべる方が
多いのではないでしょうか?

ーー

実はヨーグルトや野菜は腸に
良いとは限らないんです

え?腸活って「野菜とかヨーグルト」を
食べたらいいんじゃないの?

そう思う人は他にもたくさん
いると思います。
でも、食べ方や種類に注意しないと
腸内環境を悪化させて
しまうことがあるんです。
ーー
『そう言われたら、乳製品をよく摂ってるかも』
『なんだかお腹の調子が悪い…』
『お腹が常に張って気持ち悪い…』
など心当たりがある方はぜひ、
最後まで読んでみてくださいね☺︎
ヨーグルトって実際どうなの?
ヨーグルトや乳酸菌飲料はいろんな
種類が売られていますね。
あなたは普段、何か乳製品を食べて
(飲んで)いますか?
ヨーグルトを含め、乳製品には様々な菌が
使われていますが、自分の腸内環境に合う菌を
探し当てるのはかなり難しいと言われています。
その理由は人の顔がそれぞれ違うように、
腸の中身が人によって違うからです。
カゼインが腸に悪い理由って?
ヨーグルトは牛乳から作られていることは
ほとんどの人が知っていると思います。
この牛乳に含まれているカゼインは
腸に負担がかかりやすい成分です。
カゼインとはタンパク質の一種ですが、
人間には牛乳のカゼインを分解する酵素が
ほとんどないと言われています。
そのため食べ過ぎ(飲み過ぎ)ると
未消化のカゼインが腸内に溜まることで
腸粘膜が傷付き、細胞同士の結合が
緩みやすくなるとされています。
そのためお腹を下したり便秘になりがちです。
すると口から入ったアレルゲンや
ウイルス、細菌といった異物が
この緩んだ箇所から体内に吸収されやすい状態に…

乳酸菌飲料はほどほどに…
乳酸菌飲料のラベルを見たことありますか?
飲みやすくするために人工甘味料や
果糖ブドウ糖液糖が入っていることが多いです。
🔸人工甘味料は腸粘膜を荒らしたり、
善玉菌を減らしてしまう
🔸果糖ブドウ糖液糖は吸収が速いため
飲んだら血糖値が急激に上がる
と一般的に言われています。
血糖値が急激に上がると身体に負担がかかる
ので空腹で飲むのは避けるようにしましょう。
どうしても飲みたい場合はあくまでも、
✅嗜好品として飲む
✅食物繊維やタンパク質を先に食べてから飲む
ということをおすすめしています。

嗜好品を摂る前に
「無調製豆乳」を飲むのも
良いですね!
理由は豆乳に食物繊維が含まれて
いるため、血糖値の乱高下を
抑える期待ができるからです
また、果糖ブドウ糖液糖が肝臓で脂肪に
変換されるため、肝臓への負担が大きいことが
知られています。
普段から甘いお茶やコーヒー、ジュースも飲んで
乳酸菌飲料も飲んでいる…なんて方は
注意してくださいね。
こういった理由から、腸のためにと思って
乳製品を摂り過ぎるとかえって
腸にダメージを与えてしまいます。
ーー
腸内環境が良いと起こる変化とは?
⚫︎花粉の時期などアレルギーが
起こりやすい時期を快適に過ごせる
⚫︎風邪をひきにくくなる
⚫︎頭痛や関節痛などの痛みが軽減することも…
⚫︎気持ちが安定しやすくなる
⚫︎集中力が続きやすくなる
⚫︎疲れにくい身体に近づく
といったことを期待できます。

腸粘膜にダメージを負うと、アレルゲンなど身体に有害な物質が侵入しやすくなり、様々な不調が出やすくなります
腸には3種類の腸内細菌がいる!

腸内には一般的に言われている
⚫︎善玉菌
⚫︎悪玉菌
の他に、どちらでもない
⚫︎日和見菌
という腸内細菌が存在しています。
ー
善玉菌が優勢
→日和見菌も善玉菌と同じ働きをする
悪玉菌が優勢
→日和見菌が悪玉菌の働きをする
このことから、日和見菌を味方につけるには
善玉菌を増やす必要があります!
ーー
善玉菌を増やすためには?

①腸壁を強くしよう
🔸グルテン、カゼインを摂りすぎない
→カゼインは先ほど説明した通りですね。
グルテンは小麦に含まれるタンパク質ですが、
カゼイン同様、消化されにくく腸粘膜を
荒らしやすいタンパク質です
🔸トランス脂肪酸を摂りすぎない
→パンやスナック菓子などに含まれている
トランス脂肪酸は腸内細菌のバランスを崩し、
悪玉菌優勢になります
🔸必要以上に抗生物質を服用しない
→抗生物質は腸内細菌のほとんどを
殺してしまうため、本当に必要な時以外は
服用しないことが望ましいです。
もし、服用したら腸に良い食べ物を食べて
善玉菌を増やすと安心ですよ
②発酵食品を摂りましょう
✴︎キムチ、味噌、プーアル茶、チーズ、醤油など✴︎
腸のためには発酵食品がおすすめです!
特にお味噌は大豆で作られているため
食物繊維も摂れ(濾したものを捨てないように☺︎)
積極的に摂ってほしい食材です。
加熱や胃酸で善玉菌が死滅しても、
腸内にいる善玉菌の餌になります。
⚫︎加熱せずに食べられる食品はなるべくそのまま
⚫︎加熱時間はなるべく短くするように
発酵食品も身体に良いからと、一つの種類を
食べることは避けてくださいね。
食材は色んなものを満遍なく
食べることで多様性を得られます。
また食べる量も食べ過ぎないように
気をつけましょう☺︎
一般的に1日100gまでと言われており、
食べ過ぎるとかえってお腹が張るなど
不調を招く可能性があります。
③食物繊維を摂りましょう
水溶性食物繊維
→海藻類、こんにゃく、里芋、モロヘイヤ、
オクラ、ごぼう、ニンニク、椎茸、なめこなど
非水溶性食物繊維
→キノコ類、豆類、ほうれん草、セロリ、
ごぼう、タケノコ、エビやカニなど
ー
※ごぼうは水溶性も非水溶性も両方豊富なので
食べる量に気を付けましょう☺︎
ーー
水溶性食物繊維を多めに摂ること
(2:1くらいを目安に)
非水溶性食物繊維を摂りすぎると
逆に便秘になりやすいとされる
非水溶性食物繊維には便をかさ増しして
腸壁を刺激するという良い面もあるのですが
摂りすぎると便が硬くなってしまいます。
これが野菜が腸内環境に
いいとは限らない、と話した理由です。
まとめ
今回は腸活の基本知識について簡単に
まとめてみました。
ヨーグルトはタンパク質が
摂れるなど良い面もあります!
そのため食べすぎずに「嗜好品」として
おやつ程度にしておきましょう。
大容量を買うと、つい食べ過ぎて
しまうため小分けになっている商品を
買うように意識してみてくださいね。
また、ラベルをチェックして’’身体に優しい甘味料’’が
使われているものを選びましょう。
ちなみに、たまに食べる程度であれば
人工甘味料もそこまで悪くはありませんが、
習慣的に食べ続けるということが
身体に悪い、と覚えていてくださいね。
腸活にオススメで習慣的に食べてもOKなのは、
「発酵食品」と「食物繊維」です。
食物繊維は水溶性と非水溶性の
バランスに気をつけましょう
(2:1を目安に)。
発酵食品も食べ過ぎに注意してくださいね。
食事を見直し、毎日を快適に豊かに生活したい!
そんな方はこちら↓↓
・自分ではどう工夫したらいいかわからない
・誰かにサポートをしてほしい
・誰かに相談に乗ってほしい
などありましたら、ぜひご連絡ください。
栄養カウンセリングとサポートをいたします!
タイミングによっては無料カウンセリングを
行っています☺︎
連絡はこちらまで↓↓
公式LINE

つらい症状で悩んでいるのに、
『まぁまだいいか』でやり過ごしてしまうと
我慢することが続いてしまいます☹︎
体質改善したい、もっと元気に過ごしたい…
そんな時はまずは出来ることから
始めてみましょう☺︎