【後編】風邪の回復を早める!現役ナースが教える意外な栄養素

食事の見直し
実践!レシピ編

この記事は前回記事の続きです。

ぜひ、前編から読んでくださいね☺︎

後編は知っておくと差がつく栄養素を

専門的な立場から紹介しています。

風邪の引き始めから早く回復したい人は

特に必見です!

このブログの趣旨はこちら↓

知っておくと差がつく栄養素

ビタミンD

ビタミンDはあまり注目はされていませんが

免疫力を守る上でとても大切な栄養素です。

タンパク質から作られた細胞に

命令して「抗菌ペプチド」という

細菌やウイルスを攻撃してやっつける

作用がある物質を作らせます。

さらに、喉や鼻の粘膜を強くする

サポートをしてくれるため

細菌やウイルスが全身に回るのを

ブロックしてくれるビタミンです☺︎

どんなものを食べたらいい?

🔹きのこ類(キクラゲや椎茸など)

🔹いりこ、シラス、煮干しなどの
 内臓を丸ごと食べられる魚

🔹鮭やサンマといった脂身の多い魚

食べ方のポイント

・煮干しで出汁をとったら捨てずにそのまま食べよう

・動物性の食材の方が体に馴染みやすいので卵や魚が◎

・脂に溶ける性質(脂溶性)のビタミンなので、良質な油と一緒に摂ろう

油については、こちらを参照してくださいね

食欲がない時は何がいいの?

卵スープやお粥卵は柔らかく消化しやすいので、
鶏ガラスープや味噌汁に
溶き入れるだけでOK。
お粥の場合、ご飯は少なめにして
豆腐を入れるのもgood
鮭のほぐし身入りおかゆ脂ののった鮭は吸収率が高く、
柔らかいので食べやすい
いりこのふりかけいりこを軽く煎って粉末状にし、
温かいご飯やお粥にかける。
いりこじゃなくて、シラスも◎
Nurse Mia
Nurse Mia

ポイントは

・柔らかい

・温かい

・良質な油を少量追加

です。

自分が好きなように工夫して

みてね

ビタミンA

ビタミンAは「粘膜の守護神」とも

いえる栄養素です。

私たちの身体は、鼻・喉・消化管といった

粘膜が外敵(ウイルスや細菌など)の侵入を

最前線で防いでいます。

この粘膜は粘液で覆われていることで

潤い、外敵をスムーズに排出します。

ビタミンAはこの粘液を作る材料の

一つのため

乾燥やビタミンA不足で粘液が減ると

外敵が侵入しやすくなります。

このように、免疫機能の維持と

免疫細胞の活性化をサポートする

役割もあり「風邪や感染症の予防」には

欠かせないと言えますね☺︎

どんなものを食べたらいい?

🔹レバー(鶏・豚)

🔹うなぎ(特に肝)

🔹卵(特に卵黄)

🔹バターやチーズなどの乳製品

🔹にんじん、かぼちゃ、ほうれん草、
 モロヘイヤ

※動物性食品に含まれるビタミンAは「レチノール型」と呼ばれ、体内でそのまま使えるため吸収効率が良いです

※一方、植物性食品に含まれる「βカロテン型」は体内で必要に応じてビタミンAに変わりますが、油と一緒に摂ると吸収率がアップします

『ビタミンAを摂り過ぎると過剰症になる』と聞いたことはありませんか?

しかし、食事から摂る量で「摂り過ぎる」ということは滅多にありません

むしろ控えすぎて不足する方が体にとって良くないです。

安心して積極的に食事に取り入れてくださいね☺︎

食べ方のポイント
  • βカロテンを含む野菜は油で軽く炒めたり、良質なオイルをかけると◎
  • 一番のおすすめは内臓を丸ごと食べられる魚
  • 卵やチーズは手軽に取り入れられるので、朝食や間食に活用する

食欲がない時はやはり、

スープがおすすめです。

卵、にんじん、かぼちゃ、ほうれん草などを

食べやすいように工夫しましょう。

亜鉛

亜鉛は目立たない存在かもしれませんが、

免疫を支える大切なミネラルです。

細胞の働きを助け、粘膜の健康を守ることで

ウイルスや細菌への抵抗力をサポート

します。

どんなものを食べたらいい?

これも赤身の肉レバー、牡蠣

豊富に含まれています。

また、にも含まれており

食欲がない場合は卵スープなど

食べやすいもので補うように

してくださいね☺︎


鉄分

鉄分は酸素を全身に運ぶ役割があることが

一番有知られていると思いますが、

実は免疫にも深く関わっています。

鉄分が不足すると全身に運ばれる

酸素が減って、細胞が酸欠状態

なり細胞が元気を失いやすく

なります。

タンパク質の代謝も落ちてしまい

さらに免疫力が弱まりやすくなります。

どんなものを食べたらいい?

鉄分は実は赤身のお肉に豊富

含まれています。

他にもレバー、マグロ、牡蠣

いった動物性の食材には吸収が良い

「ヘム鉄」が豊富です。

ヒジキやほうれん草にも鉄分が

含まれていますが、

吸収するのに条件が必要な

「非ヘム鉄」という種類です。

詳しくはこちらを参照してくださいね↓↓

【あまり食欲がない場合】

ココアやヨーグルト、豆乳など

口当たりが優しいもので少しずつ

補うようにしましょう☺︎

まとめ

今回は解説していませんが紹介した

栄養素は全て、お互いをサポートし合って

力を最大限に引き出します

何事も「バランスよく」が大切ですよ。

また、ここで紹介した食べ方はほんの

一例です。

自分の体調に合わせて、食べやすいものを

食べましょう。

ただし食欲がない時は無理して食べず、

水分だけはしっかり摂って体を温めて

くださいね。

次の記事は実践編!

簡単に作れるレシピを紹介します!

ぜひ参考にされてくださいね。


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