油は悪じゃない!体に良い油の選び方と使い方【現役ナースが解説】

オイル

こんにちは、Nurse Miaです☺︎

あなたは油に対してどんなイメージがありますか?

◆油を摂ると太りやすい

◆植物性の油は身体に良さそう

◆動物性の油は身体に悪そう

そんなイメージが強いかもしれません。

健康やダイエットのため油を

控えています!

という方もいるかもしれませんね。

しかし、油(脂質)はタンパク質と糖質

同様に三大栄養素の一つであり、

身体作りのために

欠かせない栄養素です。

そのため、単純に

「植物性の油は良い」

「動物性の油は悪い」

という訳ではありません

また、油は脳の働きに関わっており

学習能力にも影響を与えています。

油の基本的なことを解説するので、

興味のある方はぜひ、最後までご覧くださいね。


このブログの趣旨、連絡先はこちらから!

油(脂質)とは何か

油は身体にとって糖質より重要な

エネルギー源とも言われています。

油の種類は大きく分けて次の2つです。

⚫︎常温で固体の飽和脂肪酸
(人体内で合成できる)

⚫︎常温で液体の不飽和脂肪酸
 →一価不飽和脂肪酸(体内で合成可能)
 →多価不飽和脂肪酸(食事で摂る必要あり)
  …ω-6系(摂りすぎに注意
  …ω-3系(積極的に摂るべき)

特に、このω-6とω-3はバランスが大切で、

理想は2:1くらいと言われています。

は何で大事なの?

油には次のような役割があります。

🔹エネルギー源になる

🔹健康的な細胞を作っている
(しなやかな細胞膜はリン脂質という
 物質が形作っている)

🔹不足するとタンパク質がエネルギーとして
 消費され,脳の働きに影響が出やすくなる

🔹油の種類によっては適量摂ることで
 便通や代謝のサポートになる

しかし、油だったら何でも良いかというと

そういう訳ではありません。

避けるべき油とは?

🔻トランス脂肪酸

 ・マーガリン
 ・フライドポテト
 ・コーヒーフレッシュ
 ・スナック菓子
 ・菓子パン

などの一部加工食品

これらに含まれている油は

動脈硬化など健康リスクとの

関連が高いと多数報告されており、

日本動脈硬化学会も注意を促しています。

摂りすぎ注意な種類

ω-6系

Nurse Mia
Nurse Mia

以下の油は摂る量に

注意しましょう⚠️

🔻リノール酸

 →紅花油、大豆油、コーン油、ごま油、
  グレープシードオイル、米油など

🔻γ-リノレン酸

→ボラージ油、月見草油など

これらは…

適量:皮膚炎予防,感染予防をサポート

摂りすぎ:動脈硬化,免疫力低下のリスクが考えられている

このω-6系は特に意識しなくても

食べる機会が多いため、

意識して減らすぐらいが

ちょうどいい量です。

「健康に良いよ」と言われる種類が多いので

摂りすぎだけは注意してくださいね。

Nurse Mia
Nurse Mia

ω-6系は体内で作れない

必須脂肪酸のため、適量は

摂るべきです◎

積極的に摂りたい油

これから紹介する油は不足しがちなので

積極歴に摂ってほしい種類です。

ω-3系

🔹α-リノレン酸

エゴマ油アマニ油

 ⚫︎アレルギー対策への期待

 ⚫︎健康的な細胞を作るのに関わる

 ⚫︎血管の健康維持に関わる など



🔹DHA,EPA

魚油

 ⚫︎炎症反応のバランスに役立つ

 ⚫︎記憶力の維持や学習能力UPのサポートに関わる

 ⚫︎血管の健康維持に関わる など

一価不飽和脂肪酸

🔹オレイン酸

オリーブオイル菜種油

 ⚫︎コレステロールのバランスをサポート

 ⚫︎血管の健康維持に関わる

 ⚫︎便通改善への期待 など

その他におすすめの油

加熱調理に向いている油

🔸ココナッツオイル

🔸ラード

🔸バターなど

加熱しても非常に安定しており、

酸化しにくいのが特徴です。

そのため、野菜炒めなどに適しており

調理に積極的に使ってほしい油です。

油はどんなに身体に良い種類のものでも

酸化したら本来の良さが

失われてしまいます

そういう意味でも、バターやココナッツオイル、

ラードは日々の調理に取り入れやすく、

安心して使えるおすすめの油です。

Nurse Mia
Nurse Mia

「油=悪者」じゃなくて、

「酸化した油」が体に悪い

 ここが大事ですよ⚠︎

ちなみに、最近のココナッツオイルは

匂いが少ないものが多く

調理に使いやすいです。

炒め物に使うと、コクが出て

美味しさUP😋


代謝UPをサポートする油

🔸MCTオイル

素早くエネルギーに変換されるため

体脂肪が増えにくく
 脂肪が燃えやすい

と報告されています。


MCTオイルはココナッツオイル由来の

商品が品質が良く安心して使えます。

購入する際は意識してみてくださいね☺︎

油を摂る時の注意点

まずは選びかたですが、

✅JASマークがあるか

✅コールドプレス製法(低温圧縮)か

✅瓶が暗い色(遮光)か

を確認すると安心ですよ☺︎

1.脂質を増やした分、炭水化物の量を減らそう!

  →カロリーオーバーに繋がりやすいです

⚠︎脂質でのエネルギー産生が苦手な体質の人

⚠︎糖質でのエネルギー産生に依存している人

は体調を崩しやすいので体調を観察しながら量を調整しましょう

2.いい脂質も酸化したら身体に悪い!

 ⚫︎開封したら早めに使い切る

 ⚫︎ラベルを確認し加熱の可否に
  気をつける

  →前述した通り、酸化した油は本来の良さを
   失っており体に悪いです

具体的な使い方は?

⚫︎オリーブオイル,アマニ油,エゴマ油

 →サラダや冷奴、スープなど料理に直接かけましょう
  加熱調理は向いていません

⚫︎MCTオイル

 →癖がほとんどないので
  プロテインやコーヒーなどに入れてOK
  私は毎朝、プロテインに入れてます!
  加熱調理は向いてません

⚫︎ココナッツオイル、ラード、バター

 →加熱調理におすすめ!
  加熱しても酸化しにくいです

⚫︎魚油

 →魚の皮は積極的に食べよう

 (苦手な人は焼き目をつけてレモンや
  ポン酢をかけるなど工夫を)

  サバ缶などの缶詰も豊富に入っています☺︎


まとめ

油について知っておいてほしい

基本的な解説をしましたが、参考になりましたか?

私も昔はついつい余分な油を避けて

食事をしていました。

勉強するにつれて、

油の種類を選べば健康に良いことや

身体作りに必要不可欠ということを知りました。

なので、少しでも多くの人に

正しい知識を持ってもらい、

快適に過ごしてほしいと思っています!

何事もバランスが大事ってことだね

食事を見直し、毎日を快適に豊かに生活したい!

そんな方はこちら↓↓

🔸食事改善の方法が分からない

🔸1人で食事改善する自信がない

🔸誰かに背中を押してもらいたい…

🔸もっと詳しい話を聞きたい

などありましたらサポートとして

食事カウンセリングをいたします!

Enrich-Active | LINE Official Account
Enrich-Active's LINE official account profile page. Add them as a friend for the latest news.
Instagram

タイミングによっては無料カウンセリングを

していますので、まずは

お気軽にご連絡ください☺️

また、手軽に栄養カウンセリングを

受けられるように

スキルマーケット「ココナラ」でも

サービス提供中です。

健康が気になる方、食事改善で未来の元気を作ります 分子栄養学で細胞から元気に!体質改善をしたい方へのアドバイス | ココナラ
分子栄養学のカウンセラー資格を持った看護師が食事内容や気になっている症状を聞き、食事内容の改善を提案します。分子栄養学は「細胞から元気になる」を目標に従来の食事...

こちらのリンクからページに行くか、

ココナラのトップから

「分子栄養学」「栄養カウンセリング」で

検索してくださいね。

つらい症状で悩んでいるのに、

『まぁまだいいか』でやり過ごしてしまうと

我慢することが続いてしまいます☹︎

体質改善したい、もっと元気に過ごしたい…

そんな時はまずは出来ることから

始めてみましょう☺︎

タイトルとURLをコピーしました