夜眠れない、疲れがとれない…もしかして、ビタミンB群と関係あるかも?前編

水溶性ビタミン類

いつも身体がだるい…

いつも疲れて元気が出ない…

などそんな悩みはありませんか?

些細なことでイライラしたり怒ったりすると

何でこんなことでイライラするんだろう
自分は性格が悪いのかな…

と落ち込んでしまうかもしれません。

不安感がいつもあったり気分が沈んだりする人もいるかもしれません。

他にも、

なかなか夜寝付けない
途中で起きてしまう
ぐっすり寝た気がしない

など悩んでいる人もいると思います。

Nurse Mia
Nurse Mia

実はこれ、全部昔の私の悩みでした( ; ; )

当時はそんな性格と諦めていましたが、病院で調べたら栄養不足とわかり、医師に『これも関係しているかもね』と言われました。

えっ!?栄養と心って関係あるの?


詳しく知りたい!気になる!と思った方はぜひ最後まで読んでくださいね。

長くなってしまったので、前編と後編に分けています。こちらは前編です☺︎

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ビタミンB群とは?

ビタミンB群はビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸などのまとめた呼び方です。

VB群は水に溶けやすい性質があり、体内にたくさん貯めておくことができません

そのため、食事でこまめに取り入れることが大切と言われています。

ビタミンB群の主な働き

ビタミンB群は体内でエネルギーを作り出す手助けをしています。

食事から摂る糖質・脂質・タンパク質は、そのままでは体で使えません。

これらをエネルギーとして働かせるために、ビタミンB群がサポートしています。

もし不足してしまうと、食べてもなかなかエネルギーに変わらず、

「なんだか元気が出ないな」

「疲れが取れないな」

と感じやすくなってしまうかもしれません。

ビタミンB1

ビタミンB1は糖質をエネルギーに変えるサポートをします。

そのため不足すると、糖質をエネルギーに変えにくくなり、疲れやすさやだるさを感じやすくなることがあります。

また、カフェインやアルコール分解のためにビタミンB1が使われるため、よくお酒やお茶、コーヒーを飲む人は消費が多くなりやすいのも特徴です。


他にも、脳や神経の働きをサポートすると言われているため日常のパフォーマンスを支える意味でも意識して取り入れたい栄養素のひとつです。

ビタミンB2

これは脂質の代謝を助けるビタミンです。

摂った油をエネルギーとして使えるようにサポートしたり、細胞の新陳代謝に関わっていたりと、身体を元気に保つための役割を担っています。

他にも、皮膚や粘膜、血管の健康を守る働きも知られており、身体の調子を整える「潤滑油」のような存在といえます。

ビタミンB6

ビタミンB6は、食べたタンパク質を体で使いやすい形にするのを助けています。

アミノ酸として体の材料になるために欠かせない存在です。

また気分の安定や、やる気に関わる神経伝達物質の合成をサポートしたり、毎日の元気を守る働きに関わっているとされています。


ビタミンB12

ビタミンB12はタンパク質の代謝をサポートしながら、血液や神経の健康維持に深く関わっているビタミンです。

赤血球やヘモグロビンを作ったり脳・神経の働きを支えたりする役割もあり、ビタミンB6と一緒に摂ることでよりスムーズに働いてくれるとされています。

ナイアシン

糖質や脂質の代謝に欠かせない補酵素として働きます。

また、

①脂肪の代謝を助けてエネルギーを生み出す

②皮膚や粘膜の健康を守る

③気分をリラックスさせる

といったことに役立つビタミンです。

また、お酒を飲んだ時に生じるアルコールの代謝にも関わるため、飲酒習慣のある方にとっては意識したい栄養素のひとつです。

パントテン酸

糖質・脂質・タンパク質すべての代謝に関わり、エネルギーを生み出すサイクルをサポートしています。

ホルモンの合成にも関わり、毎日のストレス対策皮膚や髪の毛を健康的に保つサポートをするとされています。


ビオチン

これも糖質・脂質・タンパク質の代謝に関わり、エネルギーを生み出す過程をサポートしているビタミンです。

皮膚や髪にも関わるとされ、美容面でも注目されやすいビタミンです。

葉酸

ビタミンB12と共に、正常な赤血球を作ることをサポートしています。

また、細胞の入れ替わりに関わるため、胎児の発育にも大切なビタミンとして昔から知られていますね。

このようにそれぞれ似たような役割とそれぞれ大切な働きがあります。

お互いに助け合って働くため単体で摂るよりバランスよくまとめて摂ることが体調管理に役立ちやすいビタミンです。

ビタミンB群が元気な身体を作る

ここで少し私の昔の体験を紹介したいと思います。


「朝から疲れている」
「毎日だるい、キツイ」
「すぐイライラするし、感情のコントロールができない嫌な人間だ…」

と長年悩んできました。

まだ20代でしたが『もう自分は年を取ったんだ…』とすっかり諦めていました。

後に病院で調べて、カウンセリングを受けてみるとビタミンB群が足りないということを指摘されました。

不足分を補い、生活習慣を見直していくと少しずつ体調が整っていったのを実感しました。

補足

🔽実際にした生活習慣の見直しとは…

夜勤を辞めて規則正しい生活をなるべく心がける
・運動も少しずつ習慣付ける

「当たり前のことじゃん」と思うかもしれませんが、この当たり前がとっても大事ですよ☺︎


でも、今も気を抜くとコンディションが崩れてしまうので慎重に体調の観察は続けています!

ビタミンB群が気持ちを穏やかにする!?

脳内では「神経伝達物質」と呼ばれるホルモンが気分や感情のコントロールに関わっています。

これらのバランスが崩れると

ちょっとしたことでイライラしやすい
不安を感じやすい
気分が落ち込みやすい

などのサインが表れやすいと言われています。

当時「自分はこんなにも嫌な性格なのか…」と自己嫌悪に陥ったこともありました。

でも勉強をしていくうちに

🔹気合いが足りない
🔹気持ちの問題
🔹性格が悪い

という訳ではないことがわかり安心しました☺︎


他にもビタミンB群はエネルギー代謝や睡眠の質、集中力・記憶力などに関わり、日常生活のパフォーマンスを支える役割を持つとされます。

エネルギッシュに毎日を楽しみたい方にぴったりの栄養素です。

前編はここまでです!

後編はビタミンB群が不足しやすい原因を中心にお話しします。

ぜひ、後編も読んでくださいね☺︎

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